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決め手は「下処理」

コーティング成功の鍵

さて、コーティングを行いさえすれば、愛車がピカピカになるかというと、そう単純なものではない。
ガラスコーティングを実際に行ううえで、最も重視すべき点はどこだろうか?

それは、「下処理」の技術にある。

どんなに良いコーティングをしても、下処理が手抜きでは効果は期待できない。
コーティング剤を塗布する前の下処理(研磨作業)が車の艶の良し悪しに大きな影響を及ぼしているのである。
下処理の出来が、ガラスコーティングの仕上がりを決めるといっても過言ではない。

ガラスコーティングにおける下処理

ガラスコーティングを行う場合、一般的に流通するコーティング剤のような洗車と簡単な下地調整をするだけの下処理では、満足な仕上がりを得られない。
車のボディに付着した異物を取り除くために、その部分専用の液剤を使用し、塗装面に合わせたコンパウンドで何工程もの研磨作業を行って初めて、コーティング剤を塗布することができる状態になるのだ。

単に磨けばよいというわけでもなく、研磨作業でバフ目を残すと、コーティング後に艶引けの原因となってしまう。
対象車の年式、塗装状態、キズの深さ、シミの深さによって磨きの量を変化させ、その状態に合った下地を作る技術が、美しいコーティングにつながるのだ。

また、車がまったくの新車の状態であっても、ボディの表面には油分、シリコン、ピンホール除去跡などの様々なものが付着しているため、新車であっても研磨作業は欠かせない。
研磨作業をどれだけ慎重にしっかりと行うかで、最終的な仕上がりは驚くほど変わってくる。

研磨後は、シリコンオフなどの溶剤を使って、ボディに残った異物を脱脂処理し、コーティングの密着を促進する。

注意すべきは、現場では一見キレイに仕上がっていても、時間がたつと研磨跡が現れるケース。
こういったケースは、研磨作業時の材料や使用機械に問題があると考えられる。

下処理が生み出す艶

下処理が生み出す艶には、どんなメリットがあるのか?

ワックスによる艶は1~2ヶ月で直ぐに落ちてしまうが、研磨作業によって生み出された艶には持続性がある。
研磨作業で仕上げられた塗装の艶の上に、さらにコーティング剤を重ねることによって、色の深みがプラスされ、効果が長続きするのだ。

ガラスコーティングを行う際に気をつけるべきことは、ただ単にコーティング剤の選択をするだけでは美しい仕上がりにならないということである。
次の3点がクリアされて初めて、ガラスコーティングのメリットを長期間享受できるだろう。

  1. 下地処理の技術
  2. コーティング剤の選択
  3. 持ち主による正しい手入れ
 
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